今回は初の試みとして「会話風の記事」でお話ししてみようと思います。よろしくお願いします、オウムガイくん。
よろしくね!
こういう記事、他のブログでもたまに見かけるよね。
なんでも会話風の記事は、読みやすくて内容が伝わりやすいという話です。今回はお試しですが、うまくいけば今後もたまにやっていくかもしれません。
さて、今回は結構マニアックなお話をしたいと思います。
オウムガイくんは、「ネモニウム」って聞いたことがありますか?
知ってるよ!これでしょ?
たしか…
- ネモ船長が地底で発見した金属で
- ミステリアスアイランドの照明に付いていて
- ドリルマシンのエネルギー源で
- 空中を伝搬することができて
- 海草から作られるんだよね
ちょ、ちょっと待ってください。設定盛りすぎです。金属なのに空中を伝搬するってめちゃくちゃじゃないですか。
そうは言っても、今話したのはどれもSNSとかインターネット上でよく見るやつだし、キャストさんが教えてくれたっていうものも多いよ?
そうなんですよね。
今回お話しする「ネモニウム」というものは、キャストさんの間でもゲストの間でも非常に有名なものですが、なぜか様々なウワサが飛び交っているのですよ。そして、もはやどれが正しいのか分からなくなってしまっています。
そういうことで、今回はネモニウムの正体をハッキリさせてみませんか?
そういうこと言ってるとBGS警察って呼ばれちゃうよ
※BGS警察:バックグラウンドストーリー(BGS)の間違いを勝手に訂正してくる人のこと
オウムガイくん、勝手に新しい言葉を作らないでください。
この記事の内容はあくまで僕の考察です。決して既存の説などを否定するわけではないと思って読んでくださいね。
はいはい。
じゃあ結局ネモニウムってなんなのさ。
それが今回のトピックです。
今回はネモニウムに関する前知識は綺麗さっぱり忘れて、一から考察していきましょう。
何から考えていく?
まずはネモニウムについて書かれているパーク内の資料から考察していきましょう。
パーク内の資料からわかること
次のボードは、ネモニウムについての記述がある唯一の資料です。
これは、ネモ船長のドリルマシンに関するボードだよね?
あの火山にぶっ刺さってるやつ。
ネモニウムと何の関係があるの?
大いにありますよ!
この資料によると、次のようなことがわかります。
- ネモ船長は無尽蔵と思えるほどのエネルギー源を発見し、それを「NEMONIUM(ネモニウム)」と名付けた。
- ネモニウムはドリルマシンのエネルギー源として使われている。
- ネモニウムは排気ガスを出さない。
ネモニウムに関する記述これだけ?
意外と正体がハッキリと書かれているわけではないんだね。
でも、これだけでも分かることはたくさんあります。
ネモニウムは金属?
ネモニウムは金属でしょうか?
うん。「〜ニウム」なんて、いかにも金属だよね。
そうですね。
もうひとつ、さっきのボードに記述されていた、「ネモニウムがドリルマシンのエネルギー源であり、さらに排気ガスを出さない」という事実からも、ネモニウムが金属であることが伺えます。
どういうこと?
ドリルマシンの燃料について考える
ドリルマシンのエンジンが何か知っていますか?
ミステリアスアイランドのマシンなんてだいたい蒸気機関だよね。
その通り。では蒸気機関のエネルギー源は何でしょう。
蒸気機関では、水を沸騰させて蒸気にするための燃料が必要だよ。
ミステリアスアイランドの時代を考えると、石炭とかが代表的だけど。
そうそう。そして、ネモ船長のドリルマシンの場合はその燃料がネモニウムなんです。
(???)
金属が燃えるイメージ無いですよね〜。
実は金属も、小さく刻んだり触媒を使ったりすればバッチリ燃えます。
あ、そっか。
そういえば花火って、金属の炎色反応であんなに色鮮やかに光るんだったね。
(ネモニウムの炎色反応は何色だろうなあ)
ではネモ船長が、メジャーな石炭ではなく、あえてネモニウムという金属を燃料として使う理由は何でしょう。
線香花火みたいにきれいに光るから?
金属は燃やしても排気ガスが出ないからです。
石炭のような化石燃料は有機物なので、燃やすと排気ガスとして二酸化炭素が発生してしまう一方で、金属は燃えても酸化するだけで、排気ガスは何も出ません。
化学式で考えてみるとわかりやすいですよ。
ほんとだ!
じゃあ「ネモニウムは排気ガスが出ないクリーンエネルギー!」って言うけど、これはネモニウムが特別すごいわけじゃなくて、金属としては当然の性質なのか。
その通り。そして、排気ガスが出ないことは、ネモ船長のドリルマシンにとっては非常に重要なことです。
なぜなら、地底では換気ができないからです。
もし地底で排気ガスを出してしまったら…、みんな窒息死してしまいますよね。
た、たしかに…。
じゃあ、ネモ船長が地底をあれほど開拓できたのは、ネモニウムの存在があったからこそなんだ。
そうです。地底探索にネモニウムは欠かせないのです。
ネモニウムは大量に埋蔵されている貴金属?
ところでさっきの話で気になったんだけど…
金属を燃料として使えば、排気ガスが出ずに超エコなんだよね?じゃあなんで人類は石炭とか石油ばっかりを燃料として使ってきたわけ?
それはですね、「石炭や石油が大量にあるから」です。
燃料として使えるような、つまり初めから酸化していないような金属は貴金属と呼ばれる種類に属していて、非常に高価で貴重なんです。そんな貴重な金属を燃料なんかに使うわけにはいきませんよね。
ネモニウムも燃料として使うことができるってことは、自然には酸化しない、つまり貴金属の仲間だと考えられます。
貴金属って言うと、金とか銀の仲間!?
そんな貴重な金属を燃料として使うなんて、贅沢すぎない?
そんな使い方してたらすぐ無くなっちゃうんじゃあないの?
そこがネモニウムの都合が良すぎるポイントなのです。実はネモニウムは、そんな使い方をしても枯渇しないくらい大量にあるらしいのですよ。
先ほどのボードには、「ネモ船長は無尽蔵と思えるほどのネモニウムを発見した」という記述がありましたよね。
ほんとだ!あの一言も大事だったのね
ここまでをまとめると、
ネモニウムは「無尽蔵の貴金属」という、常識的にはあり得ない、まさに夢のような金属なんですね。
「ネモニウムが海草から作られる」説
「ネモニウム 海草」とかでググると、ネモニウムが海草から作られるというはなしが結構出てきます。これの真偽はどう思いますか?
うーん。さっきの話では、ネモニウムって結局金属なんだよね?
海草から金属を作るっていうのは、さすがに…。
さすがに考えにくいですよね。
それに、先ほどのボードの「ネモ船長がネモニウムを発見した」という記述とも矛盾します。
たしかになあ。
ネモ船長は水中農園と呼ばれる場所で、食料用に海草を栽培しています。もしかしたらこういった話から派生して出てきた説なのかもしれません。
コメント
初めましてツネさん!コメントありがとうございます。
これ分かります…。私もずっと「あれなんなのかなあ…かっこいいなあ…」と気になってたやつです。
あくまで私の完全な予想でしかないんですけど、それで良ければお話しさせて頂きますね。これは「誰に訊いた」とか「どこかに載ってた」という情報ではないので、戯言だと思って読んでください。
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まずあの門から出てきている煙は、「何らかの蒸気機関から排出される蒸気」なんじゃないかと思っています。「何らかの蒸気機関」というのは、きっと地底を掘るための削岩機です。そしてあの門は、あのトンネルのずっと奥で作業をしている削岩機から排出される蒸気をベースステーションへ逃す道の役割を担っているのではないでしょうか。
どういうことかと言いますと…。削岩機で地底を開拓していくにも、削岩機から出る蒸気をそのまま垂れ流していては絶対に作業に支障が出ます。地上なら良いですがあそこは地底ですので。つまり地底のずっと奥で削岩作業をしながら、出てきた蒸気はどこか別のところへ逃す必要があります。そして蒸気を逃す場所としては、比較的広い空間であり地上と繋がっているベースステーションがうってつけな気がします。つまり、地底のいろんなところ(地底には「ステーション」と呼ばれる拠点が点在していて、もしかしたらそこにあるのかも)にベースステーションへ蒸気を流すための小さい道があって、それが全てあの門に繋がってるのではないでしょうか?
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以上、長文でごめんなさい。
おお!ありがとうございます!
予想ということを念頭においても、腑に落ちる説明感謝です!
アクセルさん初めまして、いつも考察楽しく読んでおります。
前に久しぶりにセンターに乗ったときに気になったのですが、
出発の際に左手に見える石造りの門?のようなものは何の意図があって作られたのでしょうか?
https://youtu.be/iEzlc1dkhEY
この動画の2:07の部分に写っています。
何やら煙のようなものが噴出しており、不思議な雰囲気を感じました。
疑問に思い、コメントさせていただきました。
よろしくお願いいたします。