天才科学者ネモ船長によって、これまで未知に包まれていた地底世界がついに明らかとなりました!
ゲストは科学者としてネモ船長に招かれ、神秘の地底世界を巡るツアーに参加することとなります。
それではアトラクションの流れに沿って、「センター・オブ・ジ・アース」のバックストーリーを説明していきましょう!
前半はキューライン(待ち列)の内容を、後半はライドの内容を説明します。
削岩機
ミステリアスアイランドの岩壁に突き刺さっている巨大な「削岩機」は、ネモ船長が地底を掘り進めるために開発したマシンです。
アトラクションで通る地底も大部分はこの削岩機で掘削されたものなんです。
岩壁の裏から見ると2つの巨大なドリルが見えます。
ドリルが2つあるので、掘られた穴は丸を2つ重ねたような特徴的な形になります。
例えばアトラクション入り口も、この削岩機で掘られたことがわかります(↓)
マグマサンクタム
入り口から中へ入っていくと広い洞窟に出ます。
この洞窟の名前は「マグマサンクタム(MAGMA SANCTUM)」。
意味は「マグマの聖域」です。
実はこの洞窟、削岩機で掘られてできたのではなく、初めから自然にできていた洞窟なのです。
「マグマの聖域」という名前から考えるに、元々はマグマが溜まってできた空洞だったのではないでしょうか。
洞窟内にはネモ船長の書斎や研究室があります。
洞窟の奥にも新鮮な空気を送るため、天井には至る所に換気ダクトが設置されています。
そして洞窟の奥には、地底800mへ降りていくエレベーターが設置されています。
その名も「テラベーター(TERRAVATOR)」。
これは2つの単語を合わせた造語となっています。
terra | + | elevator | = | terravator |
---|---|---|---|---|
テラ(大地) | エレベーター | テラベーター |
ベースステーション
テラベーターで地底800mへ降りていくと広い洞窟にたどり着きます。
この洞窟は「ベースステーション(BASE STATION)」と呼ばれています。
ネモ船長たちはここを拠点に地底調査を進めていき、神秘的な洞窟を次々と発見していったのです。
地底走行車
ゲストはベースステーションから「地底走行車」に乗り込み、いよいよ地底世界へと出発します!
水晶の洞窟
出発して最初に目にするのが「水晶の洞窟」。
カラフルな水晶が輝く、とても美しい洞窟です。
(c)Disney
発光生物のトンネル
次に通るのが「発光生物のトンネル」。
真っ暗なトンネルの中で見えるのは、「ブーン」と羽音を立てて飛び回る発光生物だけ。
キノコの森
トンネルを抜けると広い空間が現れます。
ここは地底でも最大級の大きさを持つ洞窟、「キノコの森」です。
その名の通り、発光するキノコや巨大なキノコが森のように群生している洞窟です。
最も特徴的なのは、この森に生息する奇妙で神秘的な地底生物たちですね。
(c)Disney
火山活動発生!?
「キノコの森」までは予定通り。
本来ならばこの後も他の洞窟も見て回る予定…でした。
しかし突然火山活動が発生!!
その影響で、地底走行車は本来進むはずだったコースを外れ、ネモ船長すら知らない未知の地底深くへと進んでしまうのです。
この図(↓)は、火山活動が発生したときのコースの様子。
確かにアトラクションでは、火山活動発生後、右側に「本来のコース」が見えます。
謎の卵
未知の地底に進むと、卵のようなものが植えつけられている道を通ります。
これはその卵のスケッチ(↓)
卵の中では何かが動いていて実に不気味…。
実はこれは、アトラクションの最後に登場する怪物「ラヴァモンスター」の卵なのです。
地底の海
さらに進んでいくと広大な海のようなものが見えてきます。
しかしこの海、雷が鳴り響きまるで嵐です!
火山活動の影響でしょうか?
この海のそばを進んでいると、雷が地底走行車に直撃!
地底走行車は制御不能になってしまい、さらなる地底深くへと進んで行ってしまうのです。
ラヴァモンスター
地底の海を抜けると、鳴き声?のような音が聞こえ、何かが動く影のようなものもチラリと見えます。
どうやら「何か」いるようですね。
そのまま進んでいくと、ついにそいつが姿を現します!
右側にマグマから上半身を出した巨大な怪物が現れます。
この怪物は通称「ラヴァモンスター(Lava Monster)」。
意味は「溶岩の怪物」です。
先ほど見かけた卵はこいつのものだったんですね。
火山噴火!
ゲストがラヴァモンスターに襲われかけたとき、突然火山が噴火!
その力で地底走行車は一気に地上まで押し上げられ・・・
プロメテウス火山の上部から勢いよく噴出されます!
こうして無事に地上へと帰還します。
地熱貯蔵庫
最後に「地熱貯蔵庫」と呼ばれる場所に到着します。
ここがアトラクションの降り場です。
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